もしも離婚を考える原因が相手の浮気にあったのなら、慰謝料と養育費の話し合いは必ずするべきです。
但し、離婚後の準備を十分に整えてから、離婚の話し合いを開始するのがベスト。
離婚の基本ページで述べたように、仕事の確保、子供が小さいのなら保育園、小学生なら学童保育の手配を事前に行っておくことが、スムーズな離婚後の生活への移行につながります。
特に子供は、生活のリズムが変化すると不安を感じたり、体調を壊しやすくなったりと影響が出やすいものです。
小学校高学年でも、夫婦の揉め事が多くなり離婚の話し合いが出だすと、不登校になったりすることもあるのです。
ですから、離婚を考えるのであれば、スムーズに生活の移行を行うために、最低1年前くらいから離婚に向けての準備を始めるべきです。
具体的に、離婚に向けてすべき準備には次のようなものがあります。
離婚時の浮気に対しての慰謝料請求は、明確な証拠をつかんでおくことが必要です。
証拠をつかんでおくことで、優位に話し合いを進めることができます。また子供の養育費は、扶養しない親の義務だという事を覚えておいてください。
毎月一定額の養育費の支払いを受ける場合には、途中でないものにされないように、公正証書を作るか成人になるまでの養育費を、一括で支払ってもらうなどの対策を取っておくことが必要です。